🐾猫の居る暮らし🐾

5匹の猫と暮らしてます😊趣味で陶芸を楽しみながら、マルシェイベントや陶器イベントで地域猫啓発活動もしています🐱🌸

外猫 白爺のケガ (備忘録)

今年の6月に、突如我が家のガレージに現れた 白爺。



首には大きなケガをしていました。

元々は、我が家から700メートルくらい離れた 陶芸教室の側で見掛ける事の多かった猫です。

なぜかうちのガレージに居付く様になりました。推測ですが、縄張り争いに負けたのかな?と。

触る事が出来なかった為、写真を撮り 獣医さんに見せて薬を処方してもらいました。

1ヶ月以上投薬を続けましたが、治る気配はありませんでした。


2ヶ月経ち、何となく触れるようになってきた先月8月。
フロントラインが出来るようになりました。


見た目がこんなんだから、きっと誰からも可愛がられた事がないのかな?
触れるようになってからは、本当にスリスリしてくれるようになりました。
頭を撫でてあげると、本当に嬉しそうです

名前を見た目から付けました。

「白爺」

多分、かなりの高齢だろうと推測。
寝ていると、お漏らしをしてしまいます。
あったか箱を愛用してくれていますが、朝晩、犬用トイレシートを取り替えています。

そして白い体なので、白爺と名付けました(笑)







2017年9月11日、

この感じなら病院行けるかな?



そう思って、病院に連れていきました!


と、その前に、


外猫さんとの関わりを、どこまで踏み込むのか。
自分なりに葛藤しました。

避妊去勢は野良さんにご飯をあげる時点で必ずやると決めた事。

病気に関しては、治療が難しい為、延命治療はしないで自然に任せる。

血液検査をした所で、治療に費やせるお金も時間もありません。

ましてや、毎回捕獲も難しい。

最後の看取りの日が近づいたなら、楽になれる痛みを取るくらいはしてあげたい。
野良さんは食べれなくなったら生きていくのは難しい。

保護して家猫にするのは考えていません。
野良で生きてきた子は捕獲してゲージのストレスが凄いだろうし。
私も余裕がありません。
子猫なら保護して里親探しも頑張れるかもしれませんが、今の我が家の環境なら、ご飯とあったか箱で多分、自由が幸せなんだと思っておきます。
そうしないと、キリがないですから。
自分で出来ない範囲は、手を出さないつもり。やはり、どこかにラインを引かないといつか潰れてしまいますから。

無責任に感じる方も居るかもしれません。
実際に、私も悩みました。

なら手を出さなきゃ良かったの?
1匹でも不幸な子を増やさない様に避妊去勢していく活動を誰かがやらなきゃ、何も変わらない。
身近な猫だけでも私に出来る範囲で頑張ろうと、始めた事です。

誰かに文句言われる筋合いは無いんでは?

と、


悩む私に、またも旦那が背中を押してくれました。

前置きが長くなりましたが、

白爺を病院に連れていき、この先長くはないだろう猫生を少しでも幸せに感じてもらう為、首の傷だけでも治してあげたい。

病院に行く決意をしました。


本日夕方。

すんなりゲージにも入ってくれました。

ゲージの中でもおとなしい…。



病院の診察室でも、ゲージの中でもおとなしい白爺。

本当は、洗濯ネットに入れて連れてきてと、言われていたんですが、
すんなり持ち上げてゲージに入ってくれたし、
何しろ、高齢だし。

大丈夫かなって思ってました。

先生もはじめはゲージ越しに診察。
首の傷、眼球を見てくれました。

実は白爺、


なんと





爺さんではありませんでした


てっきり、高齢かと思っていたので、

去勢もする予定はありませんでした。

他の猫にもかなり友好的です。

とにかく、首の傷だけでも治してあげようと病院に行きましたが、

はじめはおとなしい白爺、先生がゲージの扉を開けたとたん、

びっくりする勢いで飛び出し、診察室中を駆け回ります。

慌てて先生がタモ編みを持ち出し、
あっという間に捕獲。


凄い

の一言。

暴れたせいで、パソコンを倒し、コーナーラックを落とし、壁のカレンダーまで蹴落とす暴れぶり。

野良さんって本当に気を付けないと、危険なんだと、改めて実感しました。

洗濯ネット2重にして連れてきてくれと、言われていたのに、申し訳ない気持ちで一杯になりました。



お爺ちゃんだと思ってたのに…。


逃げだし、暴れる動きを見ても、やはりお爺ちゃんではなさそうです。

触診なんかは出来ませんでしたが、

見た目、首の傷はこのままで治らないと言われました。

皮膚の状態が既に完治したと認識して、これ以上の回復を妨げているそうです。
火傷をしたケロイド状と似た感じらしいです。
治すには、皮膚の表面を一度剥がして、もう一度再生組織を動かす必要があるんだそうです。

要するに、手術をしないとずっとこの状態だと言われました。

老齢だから去勢はしないでと、思っていたけど、まさかの中年猫。
去勢もした方が良いに決まってる。

先生に皮膚再生手術の金額を聞いてみる。

通常の猫の場合で5万円。

この子は野良さんなので、2割引いて下さるそう。
去勢手術と一緒にすれば、54,000円でやります。

と、いわれ、

どうしようか悩みました。

金額的には今年予定していた他の猫の去勢手術代が飛ぶことになる。

白爺、まだ生きられるんだね。
少しでも傷を治して、感染症リスクを下げてあげられるなら、家猫にはしてあげられないけど、傷を治してあげられる。

少し迷いましたが、診察室で手術をお願いいたしますと、即決してきました。

ただ、予約が20日しか空いてる日がないらしく、一旦離さなければならなくなりまして。
もしかしたら、もう捕まらない可能性があるかもしれない。
そんな不安を抱えつつ、20日に手術予約を入れてきました。


ガレージで白爺を解放すると、飛んで逃げていきました。

あ~あ、もう来ないかな?
なんとか戻ってくれると良いなぁと、
なんとなくションボリして、カンゴミ出しに行ったら、

レックスが着いてきて、そのすぐ後ろからレックスにベッタリする白爺がいてました(笑)



偉かったからもう1つパウチのご飯をあげました~(*^^*)
20日もまた捕獲は厳しくなったかもしれないけど、
今度は捕獲器で、頑張ります。


文字ばかりで読みにくい文章ですみませんでした。
ここまでお読み頂きありがとうございました。

おまけ。




触れないファイブス君。

早く君の去勢もしたいのになぁ


可愛い顔してると、やはり特なのね~(笑)